ウイングガンダムの主武装であるバスターライフル、及びウイングガンダムゼロのツインバスターライフルは、リーオーなどの量産型MSが運用するビームライフルとは異なり、高エネルギーを物質化寸前まで縮退させた物を放っている。その威力は周辺の大気をイオン化し、ビームの光軸を中心として、半径150メートルに及ぶ激烈なプラズマ渦流と高熱を巻き起こす桁外れの威力を持つ(実際劇中映像内において、視認できるビームの光軸から外れているように見える機体が、圧力のようなものを受けて爆発する描写が存在する)。
なお、バスターライフルはエネルギーカートリッジ式であるため、ガンダム以外の量産機でもこれを使用することは可能である。作中ではエアリーズに搭乗したカトルがバスターライフルを使用している。 ウイングガンダムのバスターライフルは、3つのカートリッジが外見からも判別でき、それに準じて3発しか撃てなかったが、ウイングガンダムゼロのツインバスターライフルにおいては、カートリッジではなく機体本体から直接エネルギーを供給するドライブ方式のため、エネルギーが続く限りほぼ無制限に撃つ事ができる(ただしウイングのバスターライフルとは違い、他の機体がツインバスターライフルを使う事は不可能である)。
2挺のバスターライフルを平行連結した連装型ビーム兵器。その威力はウイングガンダムのバスターライフルと比較して倍以上。巨大建造物(コロニー)などを破壊する最大出力モードと、2挺に分割し高機動戦闘に対応した連射モードとがあり、複数方向への同時攻撃を可能とする。ウイングガンダムのバスターライフルは銃自体に設置された3基のカートリッジよりエネルギードライブを行う方式であった為、発射回数が僅か3発のみに制限されていたが、ゼロの場合は機体ジェネレーターから直接ドライブを行う方式である為、その制限がない。