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●新機動戦記ガンダムW フローズンティアドロップ
P215-
今月のタイトルは「悲嘆の夜想曲Ⅰ」
カラー表紙はサブリナとカテリナ。どう見てもリリーナが2人。
※P206-207に掲載されている見開き描きおろしのMSはトールギス。
原画はMOGURAさん。
本編はサブリナがドーリアン邸に引き取られたころから。
そのころコロニーでは上流階級に富の再配分が通達されて
ドーリアン家も急激に凋落した。
家庭教師であったヒイロも解雇されることになった。
ヒイロの大学の同窓には「ジェイ・ヌル」※若かりしドクターJ
ほか「ZEROシステム」を開発したトマス・カラント(※カーンズの兄)がいた。
ヒイロはジェイにサブリナの衣服に付いていたサムの毛から
クローン猫を作ることを依頼するが、2日後にジェイがドーリアン邸に
連れて来たのは17メートルはある白い「ワイバーン」。
それにはZEROシステムの初号機が組み込まれていた。
(このワイバーンは後のガンダムエピオンのMA形態によく似ている)
ZEROシステムを使ってモニター上に猫のサムが再現され、サブリナと
カテリナはデータ上の猫を可愛がる。
その夜、ヒイロが通う大学の地下講堂で地下活動集会があった。
サンカント・クシュリナーダも参加したその集会が解散して数分後、
地球圏統一連合の工作員が設置した時限爆弾が爆発し
ジェイは左手を失い、ヒイロも火傷を負う。
そして「P.P.P.P」を開発していたカラントは出血多量で死亡した。
爆破事件はL-1コロニー過激派によるものと報道されヒイロも思想犯として
投獄されてしまう。
そんなある日ヒイロは唐突に釈放された。
サンカント・クシュリナーダがヒイロの保釈金を払ったのだ。
その後大学に戻ったヒイロとジェイはサンクキングダムが核攻撃されることを知る。
同じころカテリナとサブリナもをワイバーンに搭載されたサム
(ZEROシステム)により核攻撃を知った。
サブリナにヒイロへの恋心を託す代わりにサブリナの心の支え
(データ上の猫・サム)をもらいワイバーンで出撃するカテリナ。
ジェイのハッキングとサム(ZEROシステム)の助けで
攻撃衛星「ジェミナMW」を攻撃し破壊する。
今月号はガンダムエピオンに酷似した「ワイバーン」に搭乗した
カテリナがサンクキングダムの反乱軍に王政復古を宣言するところで
以下次号。
とりあえず今月のまとめ。
カラント…「P.P.P.P」およびZEROシステムを作った男。カーンズの兄。
ジェイ・ヌル…後のドクターJ。
今月のモノクロ挿絵。
・若き日のヒイロ(初代)とジェイ(ドクターJ)
・コクピットのノーマルスーツのカテリナ
・ダンスするカテリナとヒイロ
この他の情報としてMGサンドロックの原型公開。
