よく彼は穏健派と誤解されがちであるが、その思想はバリバリの強硬派である。連邦政府はソロモン戦の後、ジオンとの講和条約を結ぼうと考えていたが、彼はそれを無視しサイド3に対する本土攻撃を仕掛けようとしていたことからも伺える。また、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」では彼がジオンから脱走出来たのは和平を望んでいたデギン・ソド・ザビの協力もあっての事なのだが、レビルは彼の前ではその言葉に賛同していたにも関わらず、連邦軍に帰還後はあっさりと戦争継続の声明を出している。
『THE ORIGIN』では、ジオン共和国時代より連邦軍宇宙総軍司令(当時は中将)として登場し、連邦との敵対姿勢を強めるジオン側と対峙している。この経験とルウム戦役における敗北からかジオンに対しては敵という認識を一貫して持っており、デギン公王の早期和平を託された上での帰還後、恩を仇で返すような上記の演説をしている。これに激怒したデギンは戦線拡大を認め、結果として戦火が広がることになった。軍人としての能力は申し分なく、オデッサ戦をはじめジャブロー戦では迎撃の指揮を採り、巧みに敵を誘導した上で一網打尽にしている(一方、ルウム戦役では諜報で得た御前会議の情報を基に行動するものの、情報の漏洩自体がジオンの謀略であったために戦力を分散してしまい、MSの威力も併せて大敗している)。