http://hokanko-alt.ldblog.jp/archives/67835119.html
―ミハイル
・ゼロのパートナーとなる白いドラゴン
・声優は不明
・どんな相手とも話し合えばわかり合える、と思っている理想論者で、ゼロをいらだたせる事が多い
・ミハイルとは今世における名で、転生前は別の名で呼ばれていた
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―インタビュー
無職のヨコオタロウクリエイティブ・ディレクターと柴貴正プロデューサーへのインタビューより。
柴:(DOD3制作の切っ掛けについて)国内ゲーム市場が縮小していると言われるが個人的には「?」、一般ユーザーをターゲットにしたソフトは縮小傾向にあるが、ライトなゲームをたまにプレイするユーザーが減っているだけだと思う。そういった事からゲームユーザー向けたいトルを出したいと思い、ヨコオ氏に続編を作らないかと相談した
ヨ:PS3が発売されたぐらいの頃に柴氏にDOD3の企画を持って行ったが、その時は今は据え置き機でやる気はないと言われた。その企画が何度かひっくり返った結果がNieRだったので、個人的にはNieRがDOD3
柴:最初のDOD3企画は実際には断っていない。開発のキャビアさんがAQIが今後パブリッシャとしてやっていくので無理だと断られたから。その後体制が変わってNieRの開発をやっていただく事になった
ヨ:それは知らなかった
ヨ:今回のDOD3は当時のとは全く違うもの
ヨ:企画はいくつかあったが、DODの前の時代の話という三番目の案が採用された。なので面白さ的にも三番目だと思う
ヨ:ユーザーアンケートでは暗い話を望まれていたが、柴氏からはNieRのような少しいい話にして欲しいとのリクエストもあり、今回はそうじゃないものを作ろうかと思う
ヨ:今出ている素材についてはどうしてもネタバレを含んでしまうので上手くふわっとさせてほしい。色々話しても雑誌や宣伝さんの作るイメージになってしまうかとも思うし
ヨ:(ゼロの花は)おしゃれ。藤坂さんが考えたアイデアだが、柴氏は当初反対していた
柴:最後まで反対していた。主人公が女性になって花まで生えているというのは既存ユーザーを置いていく可能性があるので。物語に落とし込んでくれるなら分かりやすくなるだろうと最終的にはお願いした
ヨ:花は藤坂さんのアイデアだが、それ以外でオーダーしたものは特にない
柴:キービジュアルのラフ時点では可愛い女の子という感じだったので、もう少しDODらしさを出して欲しいとお願いしたところ血の要素や義手が際立つイラストになった
ヨ:ゼロの義手は契約とは関係ない。契約という仕組み自体がこの時代にはない。新規の方が疎外感を感じないよう、新しいルールや世界観を提示しつつ従来ファンも楽しめる落としどころを模索している
ヨ:ゼロの妹がワンだが、姉妹なので順番を分かりやすいようにしている
柴:アクションはウタに合わせた爽快感があると思う。曲はヨコオ氏が監修している
ヨ:NieRと同じような事をやっても面白くないので、NieRのような曲にはならないと思うししない。毎回違う事をやって当たるかどうかはよく分からないが、当たれば良いなくらいに思っている
柴:今回はバトルに仲間がいるが、その辺りはおいおい公開される
ヨ:今回は村や街がなく、キャラが出てきてストーリーがあって駆け足で殺して回るという感じになるので、ぶった切った話が続いて情緒がなく変な事になってしまっている感じ。どうなるのかというドキドキ感が強く、面白いという確信はまだない
柴:久しぶりにDOD1をプレイしたが、普通のアクションゲームじゃない
ヨ:最近触ったが、カメラの操作性が古くさくて蹴り倒したくなった
柴:DOD1は発売からしばらく経っての評価の伸びが凄かったのが印象的。ヨコオ氏の物語や世界観が特に評価された部分だと思っているので、ヨコオ氏にはそこに注力して貰っている
ヨ:当時はストーリーについて良かったとも悪かったとも丸っきり言われなかった。本作の売りは続編ビジネスという所
柴:通訳すると、ユーザーがタイトルを知っていてくれるというのは大きい部分で、前作からの期待通りという部分と良い意味で期待を裏切る要素に集中するのが続編の面白さ~
ヨ:なんでいい話っぽくまとめるのか。もっと下世話に一定数の販売が見込める~
柴:両方の意味があると思う。DODをイメージしていたユーザーをどういう気持ちにさせるか、DODらしさとは何かという部分を突き詰めて作っている。10年経ったDODらしさという部分も期待して欲しい
ヨ:あまり期待せずお待ち下さい