月刊ガンダムエース2011年7月号
北爪宏幸新連載予告
北爪宏幸が描く!
「機動戦士Ζガンダム Define(ディファイン)」
8月号(6月25日発売)より連載スタート!!
前号でも発表したとおり、北爪宏幸が満を持して「Ζガンダム」をコミカライズすることが決定した。前作「C.D.A」の流れを受け継ぎ、シャアの視点から描く“北爪版Ζガンダム”のタイトルは「機動戦士Ζガンダム Define(ディファイン)」! 「Define」とは、問題点を明確にする、輪郭をはっきり示す等の意味を持つ。その言葉どおり、この作品では「難解だ」と言われることの多かったテレビシリーズのストーリーを、補完して、より明快かつ魅力的な物語として再構築していくことを目的としている。「Ζガンダム」を知り尽くした男、北爪宏幸の手腕に期待が膨らむ!!
不出意外,夏亚视点
機動戦士ガンダムUC episode 4「重力の井戸の底で」 小形尚弘プロデューサー&古橋一浩監督コメント要約版「お話の構成が小説と大分変わりました」
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▼小形尚弘プロデューサー
episode 4は見どころ満載です。地上に墜ちたバナージとジンネマンの砂漠行、ミネバとリディの恋の行方、そしてMAシャンブロに乗る少女ロニとの哀しい対決。もちろんブライト艦長も登場します。今回も音楽・澤野さんには4話用に新曲を描き下ろしてもらっています。制作はいよいよ佳境です。皆様の元に届くのには未だかかりますが、もう少しお待ち下さい。
▼古橋一浩監督
私的には勝負所だと考えています。最善のものにするべくスタッフ一同、完成に向けて頑張っていますので是非大画面でご覧下さい。注目点はドラマ的にはバナージの砂漠行&ジンネマンとのタイマン勝負、ミネバのダイナー・シーン。メカ戦は旧型MSが沢山出るトリントン基地攻略シーンとシャンブロ対ユニコーン。ダカールも少しだけ戦闘があります。お話の構成が小説と大分変わりましたので既読の方も新鮮な気分で見られると思います。
富野由悠季「僕は原発賛成派です。ですが、圧倒的な条件がつきます」
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月刊ガンダムエース2011年7月号
教えて下さい。富野です VOLUME 98
政治学者・御厨貴×富野由悠季 要約版
富野:原発についても少しお話させてください。先に言っておきますが、僕は原発賛成派です。ですが、圧倒的な条件がつきます。僕が賛成するのは、現行型ではなく、より安全と言われているトリウム型の原子力発電です。今回の事故によって、世論は地熱発電や太陽光発電のような自然エネルギー利用へと傾くと思いますが、残念ながら太陽光発電を原発並に運用するにはあと50年はかかります。その間はトリウム型溶融塩炉でしのぐしかないと思ってるんです。
御厨:なるほど。
富野:僕は福島の事故を見ながら、原発は戦艦大和だと気がつきました。それが一気に沈没していくさまを国民は見せられたわけです。戦艦大和は昭和前期の軍人と政治家が国民をだまして作ったものです。原発は世界中の原子力学者が、核化学プラントをさも電気機械的装置のように誤魔化して使ってきたものです。しかも、トリウム型の溶融塩炉というシステムがありながらプルトリウム型を推進していったのはアメリカンデモクラシーの話とも関係するのですが、実は原発というのはもともとプルトリウムを作るための工場だったんですね。
御厨:それが発電もできるとわかったので転用したんですね。
富野:発電が目的ならトリウム型のほうが安全だと研究が始まったのに、すぐにつぶされてしまった。なぜなら軍事に転用できないからです。もちろんトリウム型でも放射性廃棄物は出ますから、問題がないわけではない。でも、それは軍事的な視点と経済論によってつぶされてしまった。何が言いたいかというと、経済主導というのはかなり危険なんです。ですから今後は、経済人が一番にならない世作りを考えていかなきゃいけないということが、今回の福島原発問題のキモだと思うんです。
御厨:原発の問題はものすごく難しくて、恐らくこの国を二分する大論争になる。ただ、今出ている議論は、原発反対も推進もどちらも単視眼的で、ものすごい感情論なんですね。今の富野さんのように感情論を抜きにした議論のできる土俵作りをしなければいけない。ですから僕は現時点での議論はどちらもあまり信用していません。
※原発に関する発言のみ、対談全体の1/15程度の内容を要約しました。元記事をお読みになりたい方は、月刊ガンダムエース2011年7月号をお求めください。