@gatosyoji 賀東招二
曲がりなりにもヒット作のロボットものを書いた自分の経験からいって、ロボットものを書く上で大切なのは筋力と骨格の丈夫さだ。特に下半身の強さが重要だ。そのため賀東は欠かさず毎日ジョギングと短距離ダッシュにトレーニングを欠かさないできた
@gatosyoji
賀東招二
しかしフルメタ最終巻の過酷な執筆で、もともと疲弊していた右脚に無理をさせすぎた。
最終巻を書き上げた直後に診断してもらったところ、右脚の靭帯が著しく損傷していた。
担当医に「もうロボットものを書いてはいけない。今度書いたらあなたの作家生命は終わりだ」といわれた
@gatosyoji 賀東招二
失意の中、俺はフロリダへと飛んだ。
人も通わぬ湿地帯を探検した際、そこでガイドに雇った身長二メートルの巨漢がいた。
その男こそが大黒尚人である。
gatosyoji 賀東招二
大黒尚人(本名ホセ・サントス)はロボットものを書くために生まれてきたような肉体の持ち主であった。
恵まれた脚力、湿地帯の生活で培われた持久力。握力も凄まじく、人並みはずれた動体視力も備えていた。
gatosyoji 賀東招二
大黒は読み書きができなかった。
だがそんなことは重要ではない。この男を日本に連れて行こう。
そしてこの俺が適切なトレーニングを施せば、あるいは…いや、必ず最高の選手になる!
gatosyoji 賀東招二
それから数ヶ月。大黒は過酷なトレーニングにもよく耐え、めきめきと実力をつけてきている。殺人的なハードパンチャーなので、スパーリングの相手を探すのにも苦労しているほどだ。
gatosyoji 賀東招二
俺「もっとだ!もっと速く動け、ホセ!」大黒「イエス、ボス。オレ、フロリダの家族のため、がんばる」俺「馬鹿野郎! そんなフックでフルメタファンが納得するか! もっと的確に打て!」大黒「イエス、ボス!」
gatosyoji 賀東招二
…と、そういうわけなのです。いえまあ、賀東がもうロボットもの書かないというわけではありませんが。外伝企画、けっこう頑張ってるんでご期待くださ~い。
原、原来如此,是个好理由
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本帖最后由 不灭的杂兵 于 2011-5-20 11:06 编辑 ]