【速報】北爪宏幸「機動戦士Ζガンダム Define」オリジナルモビルスーツ“零式”の登場は今夏予定!
http://randal.blog91.fc2.com/blog-entry-1823.html
月刊ガンダムエース2012年5月号特別付録
機動戦士Ζガンダム コンプリートBOOK
「機動戦士Ζガンダム Define」第2巻発売記念
北爪宏幸×瀧川虚至 SPECIAL Cross Talk 要約版
――今後、「Define」で新メカの構想はお持ちですか?
北爪:そうですね、そろそろ変種を出していこうかなとは思っています。「ガンダム」には、このMSはこの会社で作られた、このMSにはこういう設計思想があるとか、映像では語られなかった設定がありますよね。それを踏まえると、中にはデザインがそぐわないMSがあるんです。だったら思い切って設定を活かし、「Define」版として新しい形を提案してもいいかなと思っています。
瀧川:じつは、零式という機体は北爪さんすでにラフを頂いてまして、それをもとに考えをまとめている最中です。
北爪:零式と言えばわかってしまうので言ってしまうと、Mk-Ⅱはティターンズが作った機体で、一方、百式はアナハイム・エレクトロニクスで作られた機体なんですが、デザイン的に非常に似ている部分が多いんですよね。それはちょっと違うんじゃないか、と。開発元が違うのに、同じ形の部品というのは私的には納得がいかなくて、であればデザインから見直してみようと考えたんです。ただ、これ以上「Ζ」世界に新規のMSが増えるのは歓迎できないので、新MSというより、設定を見直してアレンジで考えていくという方針です。零式は百式の型式番号の下二桁がゼロゼロなので、そういう名前を付けています。扱い的にはアニメ版の百式ですが、デザインの系譜はもう少し納得いく形にしたいんです。
瀧川:まだ構想中ですが、実際に手を動かしてみてどうなるか(笑)。ただ、新たに創り出す作業は非常に楽しいです。
北爪:「Define」はクワトロを軸にした物語で、ある意味、主役MSと言って良いメカです。大胆に変えてもいいと思うんですよ。
瀧川:あまり突飛なものではなくて、今までの流れ、「ガンダム」の世界観からは外れずに、大胆なアレンジですよね?(笑) 劇中での零式の登場はいつ頃の予定ですか?
北爪:夏くらいにはと考えています。ちなみにΖガンダムのデザイン構想はどうですか?
瀧川:Ζはなるべくオリジナルのシャープなイメージを残して、変形構造をしっかり形にしたいと思っています。その上で高速飛行や大気圏突入機能とか、ウェイブライダーの機能をきっちり考えた設計にしていきたいですね。
※「北爪宏幸×瀧川虚至 SPECIAL Cross Talk」から零式について語られた部分を要約しました。対談全体の約1/5程度です。対談ではこの他に「Define」世界で描くMSのコンセプト、以降のメカニック構想など、気になる話題が盛りだくさんです。ぜひお買い求めになってお読みください。